〜世紀を超えて。〔とき〕、ここに復刻〜
大宮編
「特急 とき」
大宮駅の改札口に設置されている電光発車案内板は、以前までは下の画像のようなパタパタと動く案内板だったが、電光式(LED)のものに変わった。英語でも表記される。やはり「臨時特急」よりも「特急 とき」と表示されているほうがいい。
パタパタパタ……
各ホームへつながるコンコースには、まだまだパタパタと変わる反転式の発車案内板が現役で動いていたが、この後、上の画像と同じような電光式に取り替えられた。「新潟」行がないのか、行先は空欄になっている。
大宮駅でも出迎え多く
大宮駅の8番線に入線する特急〔とき号〕。ここでも多くの方が〔とき号〕を出迎えた。どことなく、特急〔とき号〕も誇らしげだ。
国鉄時代にタイムスリップ
この画像を見る限り、1982年の上越新幹線開業前に記録されたようにみえるが、やはりこれは「21世紀」の画像である。それだけ細部までできるだけ復元したことなのだろう。私は、7番線から9両編成全体を写したいと思っていたが、ギャラリーが多く、そう簡単には撮影できなかった。編成全体を写したいときは駅ではなく、沿線の撮影ポイントへ行かなければならないようだ。
国鉄電車とJR駅名標
大宮駅の駅名標は2000年(平成12年)4月1日のさいたま新都心駅開業のときに付け替えられ、JR東日本の新しいタイプのものになった。「大宮」と漢字で一番大きく表記された駅名標と国鉄標準色の183系1000番台電車の組み合わせは、そう簡単に実現するものではない。ちなみに、国鉄時代の駅名標は「おおみや」と平仮名が一番大きく書かれていた(下は復元イメージ)。
上越国境へ
8時26分の定刻よりもやや遅れて、大宮駅を出発した特急〔とき号〕。多くの方に見送られて、「朝日」をいっぱいに浴びながら、一路上越国境を目指す。奥にはE231系電車の姿も見える。
E231系電車
JR東日本の標準形となる新型電車「E231形電車」。宇都宮線・高崎線・湘南新宿ラインで運用されている。〔とき号〕とは全く関係がないように思えるが、このE231系電車は、新潟市のJR東日本新津車両製作所で製造されている。編成が揃うと、かつて特急〔とき〕が頻繁に往来した上越線・高崎線を回送されて運用に赴く。だから、E231系電車はかつて特急〔とき〕が踏んだ鉄路を最初に踏んでから、首都圏で活躍しているのである。
はっきり言おう。デジタルカメラのシャッターチャンスを逃した失敗例である。あえて、ここに掲載した。この場所は、さいたま新都心、旧国鉄の大宮操車場跡地に建てられたものである。特急〔とき号〕上野行の183系1000番台電車の隣は、209系電車の京浜東北線大宮行。特急〔とき号〕が来るまで、先行する宇都宮線や高崎線の電車でリハーサル撮影を繰り返していた。この撮影場所(公道上)は私のほか誰もいない。
奥側がさいたま新都心駅になりますが、そちらからいよいよ特急〔とき号〕がやってくる。デジタルカメラを構えた。背後からは耳慣れたモーターの音。「ん?」。そう。10分に1本しか来ない京浜東北線の大宮行がやってきたのだ。特急〔とき号〕の姿は、京浜東北線の209系電車に隠れてしまった。「さいたま新都心を背後に、京浜東北線209系電車と特急〔とき号〕の組み合わせが撮れる!」と思ったのもつかの間、209系電車の最後尾から特急〔とき号〕の先頭車両が出てきた。「ここだ」と思って即座にシャッターを切るも、タイミングを逃してしまった。この時ばかりは京浜東北線の209系電車を恨めしく思った。