| Sanjô Flood 2004.7.13 |
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五十嵐川改修事業
「三条・南蒲原大水害」のような水害の災禍を二度と繰り返さないため、市街地を流れる下流域(3.9km)の河道が狭い五十嵐川を抜本的に改修する「災害復旧助成事業」が、中流域の堤防を強化する「災害関連事業」とともに、新潟県によって進められている。
この災害復旧助成事業により、254世帯(約400棟)が移転を余儀なくされ、4つの橋が架け替えられ、下流域はその姿を大きく変えようとしている。
| 事業名 |
五十嵐川災害復旧助成事業 |
五十嵐川災害関連事業 |
| 事業区間 |
| 三条市本町六丁目・由利(信濃川合流点) |
| 〜 |
| 三条市西大崎・諏訪(渡瀬橋) |
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| 延長 |
3,900m |
4,331m |
| 事業期間 |
2004年(平成16年)度〜2008年(平成20年)度 |
2004年(平成16年)度〜2006年(平成18年)度 |
| 総事業費 |
363億円 |
27億円 |
| 事業主体 |
新潟県 |
新潟県 |
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| 上下とも、三条市資料より引用 |
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諏訪から下流方向の完成イメージ |
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新保から下流方向の完成イメージ
(手前から、昭栄大橋、新大橋、常盤橋) |
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信濃川合流点から上流方向の完成イメージ
(手前から、嵐川橋、御蔵橋) |
「三条・南蒲原大水害」発生後、新潟県が設置した「7.13新潟豪雨洪水災害調査委員会」の報告書には、上流の笠堀ダム・大谷ダムでダム調節があった場合となかった場合の破堤地点となった諏訪での河川流下量のモデル推計を試みている。
これによれば、上流部の2ダムでのダム調節がなかった場合、最大2,500〜2,600m3/sが流下したが、ダム調節があった場合、最大1,900〜2,000m3/sが流下した(いずれも越流がないと推計)と推計されている。
また、2004年(平成16年)11月24日の三条市議会五十嵐川改修事業等調査特別委員会では、一新橋での「三条・南蒲原大水害」時の流下量を2,000m3/s(流下能力は1,200m3/s)と推計され、これは「7.13新潟豪雨洪水災害調査委員会」の報告書の数値と一致している。
ここで、問題となるのが「災害復旧助成事業」では流下量を1,800m3/sを想定し河道拡幅が計画されたが、「三条・南蒲原大水害」時の流下量は2,000m3/sであり、河道が拡幅されても200m3/sが溢れ出し堤防を越流してしまう計算となる。
これについて、三条市は、
- 笠堀ダムでの洪水調節方法の見直しで対応
- 流量1,800m3/sでは、計画高水位よりも堤防が約1.2m高く、400トン分の余裕(最大合計2,200m3/s)がある
としている。
なお、この「災害復旧助成事業」により、五十嵐川を挟んで市街地が広がる三条市の嵐北地区と嵐南地区を結ぶ4つの橋が架け替えられる。
- 嵐川橋(1873年開通、1960年架け替え)
- 下流側に仮橋を設置し(2007年5月22日通行開始)、自動車通行可能
- 御蔵橋(三条市道御蔵橋通り線、1924年開通、1986年架け替え)
- 従前の橋梁を河道拡幅に合わせて延長させる
- 2007年5月7日14時に車輌通行止め(2008年6月までの予定)
- 上流側に自転車・歩行者用の仮橋を設置
- 常盤橋(新潟県道8号長岡見附三条線、1881年開通、1931年架け替え)
- 従前の橋梁を取り壊し新橋を架設
- 2007年4月12日14時に車輌通行止め(2009年3月までの予定)
- 下流側に自転車・歩行者用の仮橋を設置
- 新大橋(新潟県道35号線、1929年開通、1963年架け替え)
- 常盤橋の自動車通行止めにより、下流側に自転車・歩行者用の仮橋を設置し、2007年3月28日14時から、本町から新保への一方通行を対面通行に変更
- 昭栄大橋(1993年開通)
- 一新橋(三条市道一新線、1933年開通、1952年架け替え)
- 従前の木造橋を取り壊し新橋を架設
- 2005年4月18日8時30分に通行止めにし、2005年11月1日に下流側の自転車・歩行者用の仮橋の供用を開始
- 2007年6月3日15時から新しい橋の供用を開始
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