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さいたま新都心駅
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209系電車

2000年3月30日撮影(南浦和)

ヘッドステッカー

 京浜東北線・根岸線の209系電車は、2000年(平成12年)3月30日(金)から5月7日(日)までの間、「さいたま新都心駅開業」のステッカーをつけて、大宮−大船間を運行していた。

 当時は、大々的な車体広告は条例で禁じられており、209系電車にステッカーが貼られること自体が大変珍しいことだった。

 この209系電車は、JR東日本が自社の車輌製作所である新津車両製作所で製造した初めての電車でもある(1995年製造)。

2000年4月1日撮影(大宮)

かすみ草? さくら草?

 さいたま新都心駅開業を祝うステッカーは、春らしいピンク色のステッカーで、シルバーとスカイブルーの京浜東北線209系電車に、いいワンポイントを飾ってくれていた。

 ただ、このステッカーに描かれた花は、埼玉県の花「さくらそう」と思い込んでいたら、JR東日本の蒲田車掌区サイト(既に閉鎖)で、このステッカーの花は「霞草」だと説明されていた。果たして、どっちだったのだろうか?

2000年4月1日撮影(大宮−さいたま新都心)

さいたま新都心に停車する前には……

 京浜東北線・根岸線の209系電車には、各ドアの上部に次の停車駅を表示するLED表示器がある。漢字→カタカナ→英文と繰り返し表示される。このドア上のLED表示器は、209系電車以降の新型車輌では標準装備ともなっている。山手線用のE231系500番台電車や中央線(快速)のE233系電車では、液晶ディスプレイ(LCD)に改良されている。

 夜の帰宅の時に座って居眠りしてて、パッと目覚めてもこれさえ見れば、次の駅がわかって乗り過ごしも多少は防ぐことができる。

 このLED表示器は、漢字で全角6文字分の幅しかない。なので「次はさいたま新都心」の9文字は普通の幅では表示されず、縦長の文字を組み込んで表示している、というわけだ。

 ちなみに、LED表示器は各表示器によってごく微妙な色合いの違いが見受けられる。

2000年3月30日撮影(南浦和)

快速運転

 日中の時間帯、京浜東北線は山手線と併走する区間(田端−浜松町間)で快速運転となっている。現在の停車駅は、田端、上野、秋葉原、東京、浜松町で、JR東日本発足の翌年、1988年(昭和63年)3月13日のダイヤ改正時から快速運転が田端−田町間で始まったが(浜松町も通過)、当初は通過する御徒町や有楽町から反発の声があったそうだ。

 2002年(平成14年)7月14日からは、東京モノレール羽田線に接続する浜松町にも停車するようになった。JR東日本が東京モノレールの株主になったことで、“JR・モノレールvs京急”の羽田空港アクセス競争が京浜東北線の快速停車という形でも現れる結果となった。

 なお、年末年始(例年は12月26日〜1月4日)と山手線・京浜東北線のリフレッシュ工事期間(例年は9月〜10月の平日)は、快速運転を休止し、各駅停車に変更される。

2002年6月24日撮影(赤羽)

209系500番台電車も登場

 2001年(平成13年)1月、京浜東北線・根岸線に異彩を放つ電車が登場した。それは209系500番台電車で、中央・総武線(各駅停車)に導入されていた209系電車の幅広タイプの電車である。中央・総武線(各駅停車)から移籍してきた。

 従来車との違いは、6号車が6ドアで朝のラッシュ時間帯にイスがたたまれる車輌でないことや、行先がLED表示で「京浜東北線」と「桜木町 for Sakuragicho」を交互に表示すること、屋根上のパンタグラフ(集電装置)がひし形から「<」の字形に変わっていることである。

 なお、京浜東北線・根岸線では、209系電車以前は、103系電車が活躍していたが、このほかにも205系電車が一時期活躍していた。1989年(平成元年)10月から1996年(平成8年)2月までの間、6編成が京浜東北線・根岸線で運行されていた。

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