トップ鉄道模型で再現鉄道模型入門
N-Gauge Model

鉄道模型入門

 ひとことに「鉄道模型」といっても、Zゲージと呼ばれる手のひらに乗るサイズから、ライブモデルと呼ばれる乗車可能な大型サイズまで、さまざまなサイズがあり、楽しむことができる。

 鉄道模型の楽しみ方は千差万別。車輌を自ら作るファン、車輌を陳列するファン、レイアウトを製作するファン、さまざまなカテゴリーのファンが自分の好きなカテゴリーで楽しむのが、鉄道模型の特徴でもある。ただ、日本ではややオタクな趣味のひとつに追いやられてしまった感が否めない鉄道模型ではあるが、欧米では趣味の王様KING of HOBBYと称される大人の趣味≠ナある。

鉄道模型のおもちゃ版 プラレール・スーパーレール

 トミーのプラレールは、発売開始以来45年を経て、まだまだ人気の子ども向けおもちゃである。子ども向けおもちゃとはいえ、子どもに買い与えたはずなのに、親がハマってしまったり、発展性があり、奥が深いだけに、「おもちゃ」とは言いにくいところもある。今現在も、デパートのおもちゃ売り場を中心に多くの商品が売られている。ちなみに、3歳のお子さんでも、自由に工夫して遊べる必要十分の性能を備えているそうである。

 一方のスーパーレールは、現在では発売していない。1972年(昭和47年)に発売され、1991年(平成3年)にひっそりと姿を消した。プラレールと同じトミーから発売されていたが、子ども向けのおもちゃ・プラレールと大人向けの鉄道模型との間で苦戦し、価格が高めに設定されていたことも相まって、姿を消していった。

 そして、日本で鉄道模型を趣味にしている30歳代以上の方々は、次のような経過を踏んで、鉄道模型を楽しんでいる方々が多いようである。

プラレール (小学校就学前〜)
スーパー
レール
(小学校中学年〜)
Nゲージ (中学生〜)
HOゲージ

 プラレールを就学前〜小学校低学年で、スーパーレールを小学校中学年〜小学校高学年、中学生以上になるとNゲージ・HOゲージへと変遷を遂げるのが鉄道模型の常道パターンだった。もちろん、この途中から加わったり、途中で他の趣味に転じていったりとこのパターンだけというわけではない。

 さて、鉄道模型にはさまざまな規格がある。日本で、広く普及しているのはHOエイチオーゲージ、Nエヌゲージと呼ばれる2つ規格サイズの鉄道模型である。

主なゲージの軌間とスケール
ゲージ名称 ゲージ軌間 縮尺スケール ゲージ名称 ゲージ軌間 縮尺スケール
Zゼットゲージ 6.5mm 1/220 Oオーゲージ・0番れいばんゲージ 32.0mm 1/45
Nエヌゲージ 9.0mm 在来線1/150
新幹線1/160
1番いちばんゲージ 45.0mm 在来線1/30
新幹線1/32
12ミリゲージ 12.0mm 1/87 Gジーゲージ 45.0mm 1/22.5
13ミリゲージ 13.0mm 1/80 3.5インチゲージ 89.0mm 1/12
HOゼットゲージ・16番じゅうろくばんゲージ 16.5mm 在来線1/80
新幹線1/87
5インチゲージ 127.0mm 1/8.4
OJオージェイゲージ 24.0mm 1/45  

 ZゲージやNゲージ以外の大きな模型の車輌は、ほとんどが自作の模型である。部品やキットとして販売されているものを組み立てたり、自分で設計図から書いて作り上げたりと、楽しみ方は多彩である。

 一方、誰でも気軽に入門編として、鉄道模型を始められるのが、NゲージやHOゲージ。なにより、買ったその日からレールの上を走らせることができる。さらに、販売されている車輌の種類が豊富なこと、趣味のための広いスペースを確保できない日本の住宅事情に合致していることから、Nゲージ、HOゲージが広く普及している。模型専門店などで思い立ったすぐに買い求めることができる。

 そして、鉄道模型を始めるにあたって必要なものは、たった3つである。

  1. レール
  2. 車輌
  3. パワーパック(給電機器)

 そして、何より必要なのは、レールを敷いて車両を走らせるスペースと周囲(とくに既婚者はパートナー)の理解、一番大事なのは「鉄道模型をとことん楽しむ気持ち」ではないだろうか。

撮影地:れんたるポポ鉄道
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