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KUHA 181-45

在来線特急〔とき〕の姿を探し求めて… 新潟で静かに過ごす181系電車 〜静態保存クハ181-45〜

新潟市内で保存されている在来線特急〔とき〕に使用されたクハ181-45
JR東日本・新潟車両センターに動態保存されている「クハ181-45」
2048pix×1536pixの「クハ181-45」(1.78MB)はこちら(新しいウィンドウが開きます)
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181系電車「クハ181-45」は、2007年(平成19年)5月13日に
JR東日本新潟車両センターを離れ、
2007年10月14日から鉄道博物館で展示されている

 在来線特急〔とき〕に使用されていた181系電車。日本の鉄路からその姿を消して20年余。新潟市内にその181系電車が保存されているとの話を聞き、さっそく、出かけてみた。

 181系電車が保存されていたのは、新潟市石山にあるJR東日本新潟車両センター(上沼垂かみぬったり運転区)。新潟地方で活躍する電車の修繕・点検を行うJR東日本新潟支社の現業機関である。そう、在来線特急〔とき〕の本拠地でもあった場所、「新潟運転所上沼垂支所」である。181系電車にとってはふるさとのような場所。そこで181系電車は静かに過去の雄姿を輝かせるように保存されている。

 保存されているのは「クハ181-45」という先頭車輌1輌。風雪に汚されぬように屋根の下で静かに保存されている。屋根に覆われて保存されているだけに、サビなどの経年腐食劣化などは見うけられず、今にも本線上を走りそうな感じを受ける。

 クハ181-45を目の前にすれば、上越国境の豪雪と闘ったその雄姿、この車輌が運んだ様々な思い出が脳裏を巡る。

 クハ181-45の前には案内板があり、それには次のように書かれている。

私の生涯 クハ181−45号車
 昭和37年6月、上野〜新潟間の電化が完成したのを機に、同区間に電車特急「とき」1往復の運転が開始されることとなりました。
 当時はまだ機関車牽引による客車列車が全線時代で電車特急としては東海道線に次いで全国で2番目のものでありそれまで運転されていた客車急行「佐渡」「越路」に比較して上野〜新潟間の所要時間を一気に1時間以上も短縮しました。(当初、4時間40分運転)
 クハ181-45号車は「とき」の好評に応えるべく、昭和40年3月のダイヤ改正において1往復増発し2往復とするために新造されたものの中の1両です。
 当初これらの特急電車は東京の田町電車区の配置となっておりましたが、昭和44年からは新潟に配置替えとなり、この上沼垂の地で新幹線開業までの日を過ごしました。
 その生涯は、上越国境での豪雪との闘いでありました。この輸送の大動脈を確保するため日夜奮闘した上沼垂の技術陣の労苦を永久に記憶にとどめるため、最後に残ったこの1両をこの地に保存展示することとしました。
クハ181-45号の履歴と諸元
製造年月日 昭和40年1月20日
製造所 汽車製造株式会社(東京)
新製配置 田町電車区(東京)
移動 昭和44年7月1日 新潟運転所
昭和49年5月24日 新潟運転所上沼垂支所
諸元 全長 21,500mm
2,949mm
高さ 3,880mm
重量 36.8t
最高運転速度 120km/h
特急「とき」略年表
S37. 6.10 新潟〜上野間に電車特急「とき」運転開始
S40. 3.20 「とき」2往復に増発
S41.10. 1 「とき」3往復に増発
S42.10. 1 1往復が東京乗り入れ
S43.10. 1 「とき」120km/h運転を開始し上野〜新潟間4時間運転
S44.10. 1 「とき」5往復に増発
S45.10. 1 「とき」6往復に増発、上野〜新潟間3時間55分運転
S47. 3.15 「とき」7往復に増発
S47.10. 2 「とき」10往復に増発、上野〜新潟間3時間51分運転
S48.10. 1 「とき」13往復に増発
S53.10. 2 「とき」14往復に増発
S57.11.15 上越新幹線開業、在来線「とき」廃止
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