トップ上越新幹線上越新幹線の歴史第一世代の勇退
History of Jôetsu Shinkansen
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第一世代の勇退

 2007年(平成19年)4月1日、JR東日本は発足20周年を迎えた――。

 国鉄の分割・民営化の5年前に開業した上越新幹線で運用される車輌は、200系電車にE1系電車「Max」、E4系電車「Max」が加わり、今や「Max」が主力となっている。東北新幹線では、E2系電車が主力となり、山形・秋田新幹線用の400系電車・E3系電車も活躍している。

200系電車の編成
E編成 1993年(平成5年)消滅
F編成 2007年(平成19年)消滅
G編成 2000年(平成12年)消滅
H編成 2005年(平成17年)消滅
K編成 リニューアル

 一方、開業当初から活躍していた200系電車は、1999年(平成11年)からリニューアル工事を受け、車体塗色も200系電車のシンボルでもあったグリーンラインを残しつつも大幅にリニューアルされた。開業当初の12輌編成(E編成)からの組成替えで登場したG編成(8輌編成)は、最高速度が210km/hだったため、2000年(平成12年)までに全廃され、上越新幹線では運転されなかった2階建車輌2輌を組み込んだ16輌編成のH編成(先頭車輌が100系電車タイプ)は、2004年(平成16年)に12輌編成に組み替えられたが、これも2005年(平成17年)に全廃された。

 東海道・山陽新幹線では、第一世代の「0系電車」、第二世代の「100系電車」の姿はほぼみられなくなり、第四世代の700系電車が主力となっている。第五世代ともいえる「N700系電車」が2007年(平成19年)7月から営業運転を開始し、第三世代の300系電車も引退が始まった。

 国鉄の分割・民営化当時に活躍していた新幹線車輌は、20年が経過し、東西の新幹線で世代交代により姿を消しつつある。

 2007年(平成19年)3月25日、リニューアル工事を受けていなかった最後の200系電車であるF19編成の「さよなら展示会」が燕三条駅で開催された。これを花道に、開業当初から慣れ親しまれた「白地に緑」の12輌編成が引退し、5月には仙台の新幹線総合車両センターで解体された。これにより、「白地に緑」の新幹線が上越・東北新幹線から姿を消した。

第一世代の勇退からわずか1ヶ月で……

 JR東日本は2007年(平成19年)3月、発足20周年記念事業のひとつとして、リニューアル工事を受けている200系電車(K編成)1編成を開業当初の塗色に戻して運行を開始する、とプレスリリースで発表した。

 5月10日、塗色を「白地に緑」に戻した200系電車が運行を開始し、F19編成の「さよなら展示会」からわずか1ヶ月ほどで、姿を消したはずの「白地に緑」の新幹線が復活した。東北新幹線開業25周年の6月23日には、この編成を使用した大宮発盛岡行の〔やまびこ931号〕(東北新幹線大宮開業25周年記念号)が運転される。2009年(平成21年)まで、「白地に緑」の200系電車が活躍することになる。

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