トップ上越新幹線新幹線25年記念新潟新幹線車両センター「新幹線ご利用感謝祭」
Jôetsu Shinkansen

新潟新幹線車両センター「新幹線ご利用感謝祭」

 上越新幹線の開業25周年を記念して、新潟新幹線車両センター(新潟市東区寺山)では「新幹線ご利用感謝祭」を2007年(平成19年)11月10日に開催し、2002年(平成14年)11月の開業20周年記念のご利用感謝祭以来、5年ぶりに一般に公開された。

 この日は、あいにくの小雨交じりのぐずついた空模様だったが、〔上越新幹線大宮開業25周年記念号・とき25号〕が運転され、その記念列車に乗り新潟新幹線車両センターに駆けつけた鉄道ファンや家族連れで賑わった。

「びゅう」のクーポン

 新潟県内のびゅうプラザでは、日帰りパックを発売した。往復の乗車券と1,000円分の買い物ができるバウチャー券がセットになっていた。もちろん、クーポンがなくとも、新幹線ご利用感謝祭に入ることができた。

改称

 新潟新幹線車両センターは、以前に「新潟新幹線第一運転所」と称されていたが、2004年(平成16年)3月に現在の名称に変更された。

E4系電車「Max」

 E4系電車「Max」のイラストが描かれた看板が来場者を出迎えた。

検修庫

 新幹線車輌の撮影会場へは、仕業検査・交番検査を実施する棟を通り抜けていく。

 仕業検査は2日以内ごとにパンタグラフ・台車を点検、交番検査は30日あるいは走行3万km以内ごとに床下機器などを点検する。

 全般検査は仙台にある新幹線総合車両センターで施される。

整備中

 E4系電車「Max」が車内整備を受けている脇を進む。上下2階の作業は大変そうだ。

台車

 200km/h超の高速運転を支える台車。これは、E4系電車「Max」の台車で、専門的にはDT208と呼ばれる。

庫内

 検修庫はまさに「工場」そのもの。

枕木なし

 検修庫内は台車を検査するためか、レールには枕木がない。様々なケーブル類が検修庫内を這う。

本当の……

 上越新幹線の営業上の終点は新潟駅。本当の「終点」、まさに上越新幹線のレールの終端、車止めが検修庫内にある。

撮影会場へ

 検修庫内を抜けると、外に出て新幹線車輌撮影会場へ。なんと会場へは500m。小さな子どもには「小さな遠足」状態。

 冬の走りを思わせるような時雨に、雨が小やみになるのを待つ姿もあった。

4編成揃う

 撮影会場となった着発収容線には、200系電車やE1系電車「Max」など4編成が揃った。

 〔上越新幹線大宮開業25周年記念号・とき25号〕として運転された200系電車の原色復活編成も撮影会の列を加わった。

 左から200系電車、E2系電車、E4系電車「Max」、E1系電車「Max」。

より流線に

 200系電車といわゆる「E」シリーズでは先頭車輌の形状が大きく改良されている。

 このように並ぶと、200km/h以上の高速運転に対応して、空気抵抗をより少なくしていった技術の経過が読み取れる。

出張

 E2系電車は長野新幹線に用いられる車輌で、上越新幹線の高崎以北で営業運転に用いられることはないので、この撮影会のために出張してきたようだ。

 しかし、東北新幹線用のE2系電車や400系電車、E3系電車までは出張してこなかった。

 秋の行楽シーズンで臨時列車に活躍していたのか、撮影会に回すような余裕はなかったようだ。

 ちなみに、5年前のご利用感謝祭では、400系電車も新潟に出張していた。

「団体」

 上りの新潟発上野行は、「25周年あさひ190号」の団体列車≠ナ運行されたため、大宮駅の発車案内表示も「団体」扱いされ、〔あさひ〕が復活することはなかった。

K25

 検修庫の脇の線路には、先頭車輌にカバーがかけられ雨ざらしにされた200系電車が留置されていた。

 のちの情報に拠れば、この200系電車は、2004年(平成16年)の新潟県中越地震(新潟県中越大震災)で営業運転中初めて脱線した〔とき325号〕の「K25編成」であるという。

フラッグ

 事務棟には25周年を祝うフラッグが多数掲げられていた。

鉄道模型

 事務棟1階では、鉄道模型(Nゲージ・HOゲージ)が走行展示された。

 Nゲージのジオラマレイアウトでは、内側に在来線、外側に新幹線の線路を配し、新潟県内で活躍する車輌が次々に登場した。

E1系電車「Max」

 外側の新幹線を想定したジオラマレイアウトでは、E1系電車「Max」がホームに停車していた。その反対側では、700系7000番台電車の「ひかりレールスター」が止まっていた。

ぽっぽ焼

 新潟、それも新潟近郊の限定されたエリアの露店でしか買えない「ぽっぽ焼」。新潟B級グルメの代表格。縁日でしか買えない希少性も人気の理由のひとつ。ここでも一番の行列となっていた。

イベント

 事務棟2階では、パントマイムやマジックバルーンなどのイベントが催された。輪投げなど小さな子どもに大人気となった。

ゆがんだ

 事務棟脇のスペースではミニSL運行が子どもの人気を博した。

 それにしても、ミニSL用のレールはかなりゆがんでいた。

力走

 ミニSLは「D51 100」の銘板が付けられたもの。わずか100m程度の往復運転にも関わらず、蒸気を噴き出して力走する。

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